Abstract
大規模な災害や事故などが発生した際、大量の情報が短時間に発信される。これらの情報は量が膨大であるだけでなく、重複していたり、重要度や信憑性が不均一であったりすることも多い. 本研究ではこのような状況下で限られた時間内に情報を峻別・整理することを支援する枠組みとして情報トリアージに着目し、複数の関係者が連携してその課題に取り組むための計算機環境の実現を目指している。本稿では特に情報トリアージを行う担当者の情報の峻別と重要度判定に焦点をあて、担当者間での共同の方針について検討する。
Artifacts
Information
Book title
第15回情報科学技術フォーラム
Pages
189-194
Date of issue
2016/09/07
Date of presentation
2016/09/07
Location
富山県富山市(富山大学五福キャンパス)
Citation
安尾 萌, 杉原 健一郎, 松下 光範. 協調的情報トリアージにおける担当者間の重要度評定の調整に関する検討, 第15回情報科学技術フォーラム, No.4, pp.189-194, 2016.