Abstract
共同利用可能なデーターセットは、自らの研究の評価や検証に有用なだけでなく、新しい研究アイデアやサービスを発想する際の手がかりとしても有用である。こうしたデータセットの活用状況を概観しさらなる利用を促進するために、それらのデータセットを利用した論文を対象として特徴を分析し、データセットがどのように使われているのかを把握できるようにすることを試みる。これにより、 研究者は、異なるデータセットを対象としているけれど同じ目的である研究を探せるようになるし、 データセット提供者は、自らが提供したデータセットの使用方法を俯瞰できるようになることが期待できる。
提案手法では、 共同利用可能なデータセットを使っている論文を収集し、その特徴をバイナリベクトルを用いて表現することで見やすくする。
Artifacts
Information
Book title
IDRユーザフォーラム2021
Date of issue
2021/11/22
Date of presentation
2021/11/22
Location
オンライン
Citation
玄道 俊, 松下 光範, 山西 良典. 学術論文の特徴を用いた共同利用可能なデータセットの関係の可視化, IDRユーザフォーラム2021, No.S-12, 2021.