予稿集

育成ゲームを用いた研究室滞在の習慣化に関する一検討

Abstract

本研究の目的は,研究室配属された学生に対して,自らが所属する研究室への自主的な来訪を促すことである.大学の研究室は,配属直後の学生にとっては一般に心理的コストが高く自主的に来訪しにくい場所である.しかし,研究室を訪れることで,先輩と交流したり自分の研究目標を明確化したりできるという利点がある.そのため,学生が自主的に研究室に来訪・滞在するよう仕向けることが肝要である.この問題を解消するため,本研究ではスマートフォン向けの育成ゲーム型アプリケーションを実装した.このアプリケーションは,研究室の滞在時間に応じてキャラクターが成長する仕組みを採ることで,ユーザの研究室への来訪や滞在時間の延長を狙う.

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Information

Book title

情報処理学会第79回全国大会講演論文集

Pages

829 - 830

Date of issue

2017/03/16

Date of presentation

2017/03/18

Location

愛知県名古屋市(名古屋大学東山キャンパス)

Citation

濵田 もえ, 仲西 渉, 安尾 萌, 松下 光範. 育成ゲームを用いた研究室滞在の習慣化に関する一検討, 情報処理学会第79回全国大会講演論文集, No.4, pp.829 - 830, 2017.