Abstract
本研究の目的は古地図アプリに提示する歴史的コンテンツの作成方針を明らかにすることである.近年では町歩きに代表される「娯楽としての散策」が注目されており,その一つとして古地図を使用して町歩きを行う古地図アプリが登場している.観光地では,観光ガイドがこの古地図アプリを使用し,観光客の案内を行うことが期待される.しかし,どのような歴史的コンテンツをユーザに提示するかのガイドラインが作成されていないため,観光ガイドに古地図アプリが使用されない場合や,かえって観光客の混乱を招く場合がある.そこで,本研究では観光ガイドが使用することを目的とした古地図コンテンツの作成方針を提案する.
Information
Book title
第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム
Date of issue
2019/02/25
Date of presentation
2019/03/06
Location
長崎県佐世保市(ホテルオークラJRハウステンボス)
Citation
岩崎 有基, 浜田 もえ, 松下 光範, 高橋 徹. 観光ガイドとの連携を企図した古地図アプリのコンテンツ作成方針の検討, 第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム, No.H7-3, 2019.