予稿集

理学療法士間のアセスメント文の観点の違いを比較するための推論構造可視化ツール

Abstract

理学療法士が記述する症例レポート等のアセスメント文には,経験知や判断基準が表出しており,臨床推論の理解や偏りの検証に有用な手がかりとなる.しかし,着目点や表現の相違から,文脈の直接的な比較は困難である.そこで本研究では,アセスメント文が含意する推論構造をネットワークとして抽出し,複数の理学療法士のネットワークを同一空間上に重畳表示する推論構造可視化ツールを提案する.これにより,客観的な比較分析を可能にする.検証として,経験年数の異なる複数の理学療法士のアセスメント文に本ツールを適用した結果,思考のばらつきや偏りを可視化し,記述からは捉えにくい推論の差異を把握できることを確認した.

Information

Book title

第25回情報科学技術フォーラム講演論文集

Volume

3

Pages

607-608

Date of issue

2026/08/18

Date of presentation

2026/09/02

Location

福岡県北九州市(北九州学術研究都市)

Citation

三藤 優実, 高橋 可奈恵, 堀 寛史, 松下 光範. 理学療法士間のアセスメント文の観点の違いを比較するための推論構造可視化ツール, 第25回情報科学技術フォーラム講演論文集, Vol.3, pp.607-608, 2026.