Abstract
近年,理学療法学においてもDX化が急速に進んでいる.しかし,臨床推論をAIにどこまで委ねるべきかについては十分な議論がなされていない.本講演では,理学療法士が記載した統合と解釈文に対するAIと人間の評価結果を紹介し、AIが得意とする推論過程と苦手とする推論過程について考察する。また、人間・AI双方の臨床推論がブラックボックス化している現状を踏まえ、臨床推論の構造化・可視化による「透明化」の取り組みを紹介する。AIに判断を委ねることの利点と限界を整理し、理学療法士とAIがどのように共存し、教育や臨床現場で活用されるべきかについて議論を提起する。
Information
Book title
第4回デジタル理学療法学会学術大会
Date of presentation
2026/06/20
Location
兵庫県神戸市(甲南女子大学)
Citation
高橋 可奈恵. デジタル理学療法における推論の所在- 便利による不利益の境界線 -, 第4回デジタル理学療法学会学術大会.