予稿集

器特徴の類似度に基づくユーザの嗜好に合う器の探索支援

Abstract

器の選択は,盛り付ける料理や提供場面に応じて,様々な特徴(e.g., 色,模様,形状)を調整し,自らの嗜好に合った選択を行うという意思決定問題である.各器特徴とそれに基づく印象は複雑に関係するため,この意思決定においては,一度で明確な解にたどり着くことは難しく,試行錯誤しながら,その特徴を段階的に調整していく必要がある.そこで本研究では,器特徴の類似度に基づいた器の段階的探索システムを提案する.提案手法では基準となる器として料理を盛り付けることが可能な器の推薦を行い,その器の特徴ごとの類似度を算出し,ユーザが少しずつ特徴を変化させることを可能にする.これにより,器特徴を調整しながら自らの嗜好に合った器を探索することが可能になる.

Artifacts

Information

Book title

情報処理学会研究報告

Volume

2025-HCI-211

Pages

1-7

Date of issue

2025/01/07

Date of presentation

2025/01/14

Location

沖縄県那覇市(沖縄産業支援センター)

ISSN

2188-8760

Citation

小谷 陽人, 畑 玲音, 松下 光範. 器特徴の類似度に基づくユーザの嗜好に合う器の探索支援, 情報処理学会研究報告, Vol.2025-HCI-211, No.23, pp.1-7, 2025.