Abstract
ゲームを開発する環境の整備が進み,学生やアマチュアであっても高度なセンサや華麗なCG を駆使したゲームが制作できるほどに敷居が下がりつつある.最近では,開発環境のみならず.ゲーミフィケーションのようなゲームが持つメカニズムにも焦点が当てられ,ゲーム以外の分野で応用することで,製品やサービスにこれまでにない価値やアイデアを付与したり,ユーザの行動変容や動機付けを促したりするといった試みも増えている.このような視座の下,2015 年3 月に関西圏の大学に在籍する学生を対象としたゲームハッカソンを企画した.このハッカソンは,近年,急速に利用が拡大しているオープンデータとゲームを結びつけることで,これまでに無い発想のオープンデータの利用方法が提案されることを狙うものである.本稿では,その概要と成果について報告する.
Information
Book title
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集
Pages
158 - 163
Date of issue
2015/09/18
Date of presentation
2015/09/15
Location
北海道札幌市(札幌市教育文化会館)
Citation
白水 菜々重, 松下 光範. 協創による「これまでに無いゲームづくり」を目指して―関西オープンデータxゲームハッカソン学生チャレンジ2015の実践報告―, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集, pp.158 - 163, 2015.
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