予稿集

AMPERE:料理ー器関係の双対性に着目した探索的な器選択の支援

Abstract

本研究の目的は,料理と器の双対性に着目した検索支援の実現である.人は器を購入する際,ある器を起点として「この器はどの料理に使えるか」を考える.同時に,ある料理を起点として「この料理に合う器はどれだろうか」を考える.我々はこうした人の器の選択行為を,料理と器のいずれか一方を起点とする繰り返し試行を通じた双対的な探索過程であると捉え,その行為を円滑に行えるようにすることを試みた.提案手法では,食材や調理動作といった料理が持つ要素と,形状や材質といった器が持つ要素を互いの選択肢を絞り込む制約と捉え,料理と器を互いにクエリとする検索を可能にする.これにより,料理との相性を考慮しながら器選択を行うことを支援する.

Artifacts

Information

Book title

情報処理学会研究報告

Volume

2024-HCI-206

Pages

1-7

Date of issue

2024/01/08

Date of presentation

2024/01/16

Location

沖縄県那覇市(沖縄産業支援センター)

ISSN

2188-8760

Citation

高橋 知奈, 松下 光範, 山西 良典. AMPERE:料理ー器関係の双対性に着目した探索的な器選択の支援, 情報処理学会研究報告, Vol.2024-HCI-206, No.36, pp.1-7, 2024.