Abstract
アニメーションは主要なエンタテインメントコンテンツの一つとして認知されているが,その制作過程で生成される中間生成物は作品が完成した直後に廃棄されることが多い.我々はこれを文化的損失と捉え,中間生成物を蓄積・保存するインセンティブ創出のために,アイデアソンを通じてそれらの活用可能性を検討した.その結果,(1) 中間生成物の横断的検索の必要性,(2) 機械学習用リソースとしての活用,(3) 新たな表現メディア創出の手がかり,という3つの観点を得た.
Information
Book title
紀要 アートリサーチ
Volume
23
Pages
137-143
Date of issue
2023/02/10
ISSN
2436-5408
Citation
松下 光範, 山西 良典. アイデアソンによるアニメーション中間生成物の活用可能性の検討, 紀要 アートリサーチ, Vol.23, No.3, pp.137-143, 2023.