Abstract

本研究の目的は,動物園の来訪者を対象に,園内を回遊しつつ動物に対する知識を深めることを促すことである. 動物園などの社会教育施設では,来訪者に対して学習機会を提供することが可能である.しかし,来訪者の能動的な学習の姿勢を促すような情報の提示方法についての工夫は不十分である. 本稿では,来場者が自発的に動物を観察し,動物に対する知識を得ながら園内を回遊できるアプリケーションを実装し,評価実験を行った.

Information

Book title

情報処理学会エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2016論文集

Pages

195 - 201

Date of issue

2016/11/05

Location

大阪府大阪市(グランフロント大阪)

Citation

大杉 隆文, 仲西 渉, 多井中 美咲, 井上 卓也, 伊藤 悠, 岩井 瞭太, 香川 健太, 松下 光範, 堀 雅洋, 荻野 正樹. 自発的な観察を促すための園内回遊行動のデザイン, 情報処理学会エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2016論文集, pp.195 - 201, 2016.