Abstract
映像作品において,効果音はシーンの印象に大きな影響を与えるため,映像制作者は大量の効果音データベース内から,候補となる効果音を検索し,それらを聴き比べながら慎重に検討し付与しなければならない.そのため,各シーンに適した効果音の選定には多大な時間を要することが問題となる.本研究では,「文脈」「音響」「オノマトペの表象」という 3 つの観点から効果音同士の類似性を可視化するシステムを実現することで,この問題の解決を目指す.本稿では,これまでの著者らの取り組みと今後の展望について述べる.
Information
Book title
第8回ARG WEBインテリジェンスとインタラクション研究会予稿集
Pages
43-44
Date of issue
2016/06/04
Date of presentation
2016/06/05
Location
鹿児島県鹿児島市(鹿児島県市町村自治会館)
Citation
岡本 香帆里, 松下 光範, 山西 良典, 山下 洋一. 大量の効果音に対する効率的な検索に向けた一検討, 第8回ARG WEBインテリジェンスとインタラクション研究会予稿集, pp.43-44, 2016.