Abstract
本研究の目的は,同居家族間のコミュニケーションのきっかけを作ることで,互いに“労りの気持ち”を喚起させることである.本稿では,これらを実現するためにゲーミフィケーションを活用したコミュニケーションツールを実装した.実際の家族を対象に2週間の観察を行った結果,実装したツールは家族間のコミュニケーションのきっかけを作ることに有効であることが示唆された.一方,互いへの労りの気持ちが喚起するには至らなかった.
Artifacts
Information
Book title
情報処理学会エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集
Pages
75-78
Date of issue
2015/09/18
Date of presentation
2015/09/25
Location
北海道札幌市(札幌市教育文化会館)
Citation
島田 さやか, 松下 光範. 家族への労りの気持ちを喚起させるためのコミュニケーションツールの評価, 情報処理学会エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集, pp.75-78, 2015.