予稿集

Off Screen: 枠認識に基づく表示領域の拡張

Abstract

本研究では,シースルー型 HMD を装着しているユーザを対象とし,スマートフォンやタブレット端末などの携帯型情報端末の情報表示領域を AR で拡張することで,ユーザと情報のインタラクションを拡張するシステムを目指す.研究の端緒として,電子端末の情報表示を行うディスプレイの枠に着目し,そこに AR マーカを貼付して認識することにより,端末の画面外に情報を表示する方式を提案する.本稿では,電子端末の情報表示を拡張するシステムの提案とその実装したプロトタイプ,ならびに認知的ウォークスルーによるプロトタイプの評価について述べる.

Information

Book title

情報処理学会研究報告

Volume

2014-HCI-160

Pages

1-8

Date of issue

2014/10/07

Date of presentation

2014/10/15

Location

沖縄県国頭郡恩納村(沖縄科学技術大学院大学シーサイドハウス)

Citation

松下 光範, 篠木 良. Off Screen: 枠認識に基づく表示領域の拡張, 情報処理学会研究報告, Vol.2014-HCI-160, No.24, pp.1-8, 2014.