Abstract
本研究の目的は,学校や職場といった日常の場が持つ様々な魅力を発見させ,場に関する理解を深めさせることである.場の魅力を知ることは,理解の深化や愛着を形成する上で重要であるが,既知の場に対して抱いている固定観念から逃れることは難しい.この問題に対して,ユーザのふるまいや辿った道のりなどの,場での経験のコンテキストに応じた情報提示を行うことで,場に意識を向けさせ,普段とは違う切り口で場を見つめ直させることで解決を図る.検討するシステムは,ビーコンと携帯端末を連携させることでユーザの行動履歴を把握し,情報提示を行うことを想定する.これにより,ユーザが場についての新たな気づきを得ることが期待される.
Artifacts
Information
Book title
第14回情報科学技術フォーラム予稿集
Pages
353-354
Date of issue
2015/09/15
Date of presentation
2015/09/15
Location
愛媛県松山市(愛媛大学城北キャンパス)
Citation
安尾 萌, 盛山 将広, 白水 菜々重, 松下 光範. 行動履歴に応じた情報提示に基づく場に対する気づきの支援, 第14回情報科学技術フォーラム予稿集, No.3, pp.353-354, 2015.
Source URL