Abstract
本研究の目的は,ユーザの興味や関心に応じて様々なモダリティの情報へのアクセスを繰り返しつつ時系列データを分析するための支援システムの実現である。著者らはこれまでに,新聞記事と地図,統計データを対象に,ユーザが時系列データの経時的変化とその変化の要因を把握できるようにする可視化インタフェースを提案してきた。本稿では,(1) グラフと記事との連携の強化, (2) グラフのインタラクションの追加,によりユーザの探索行為の円滑化を図る。加えて,ユーザ実験を行い,システムの到達点と今後の拡張の方向性について検討する。
Information
Book title
人工知能学会第15回インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会予稿集
Pages
54-61
Date of issue
2017/03/03
Date of presentation
2017/03/04
Location
東京都目黒区(東京大学駒場キャンパス)
Citation
内藤 峻, 岩崎 有基, 松下 光範. 地理的な関連性を持つ時系列データの探索的分析を支援する可視化システムに関する研究, 人工知能学会第15回インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会予稿集, pp.54-61, 2017.