Abstract
本研究では、物体の影の形状をもとに動画像を影と合成することで、変化のある動的な人工影を生成するシステムを提案する。提案システムでは、物体の実影の生成には赤外光を利用し、スクリーン上に投影される実影と人工影の混合を避ける。実影の内側に影の現れない領域を作り、その領域同士の位置関係や個数のパタンを認識することで合成する画像を選択する手法をとる。提案するシステムを用いて、影の世界に住む人々が、それぞれの状況に応じた動きを見せる人工影を生成するシステムを作成した。
Information
Book title
情報処理学会研究報告
Volume
2011-EC-19
Pages
1-6
Date of issue
2011/03/19
Date of presentation
2011/05/14
Location
茨城県つくば市(筑波大学)
Citation
伏尾 祐貴, 松下 光範. 形状認識を用いた動的な影の生成システム, 情報処理学会研究報告, Vol.2011-EC-19, No.20, pp.1-6, 2011.
Source URL