予稿集

効果音の探索的検索支援に関する一検討: 効果音の音響特徴に基づく類似性の検証

Abstract

映像作品において,効果音は場面ごとの印象に大きな影響を与えるため,映像制作者は各々の場面に適切な効果音を大量のデータベースの中から慎重に検索・付与しなければならない.このとき,効果音の確認に要する多大な聴取時間が問題となる.本研究では,効果音同士の類似性を “視覚的に” 確認しながら探索的に検索できるようにすることでこの問題の解決を目指す.提案システムでは,オノマトペによって効果音を表現することで「文脈」「音響」「オノマトペの表象」という 3 つの観点から効果音間の関係性を可視化する.本稿では提案システム実現の端緒として,音響特徴量に基づいて構築された効果音クラスタに見られるオノマトペの表象情報について考察した.

Information

Book title

第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム

Date of issue

2015/03/01

Date of presentation

2015/03/02

Location

福島県郡山市(磐梯熱海ホテル華の湯)

Citation

岡本 香帆里, 山西 良典, 松下 光範. 効果音の探索的検索支援に関する一検討: 効果音の音響特徴に基づく類似性の検証, 第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム, No.F1-1, 2015.