Abstract
本研究では,実物体に映像を足し合わせることによって,秘匿された情報を視覚化する手法を提案する.提案手法では,錯覚を応用したエンタテインメントであるスキャニメーションの技法をプロジェクションマッピングに応用する.それによって,実物体の外観に付与されたパタンに対し,プロジェクタからの投影映像のパタンを重畳することによって,情報を視覚化することを可能とする.これにより,それぞれ単体では意味をなさない物体の外観と投影映像が重なり合ったときにのみ,意味のある情報として視覚化できるといったインタラクションが実現できる.
Artifacts
Information
Book title
情報処理学会研究報告
Volume
2016-EC-39
Pages
1-8
Date of issue
2016/03/09
Date of presentation
2016/03/16
Citation
福井 真理子, 阪口 紗季, 松下 光範. 映像重畳による選択的情報表示手法の検討, 情報処理学会研究報告, Vol.2016-EC-39, No.1, pp.1-8, 2016.
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