Abstract
本研究の目的は,実物体に予め付与した複数の情報を,現実世界上の処理によって選択的に取り出す手法の提案である.提案手法では,物体に光を照射することによって,そこに付与された情報を影として視覚化する.さらに偏光板の性質を利用し,物体の回転によって光の透過/遮蔽を制御することによって,生成される影の形状を変化させる.これにより,重畳した複数の情報を物体の角度に依存して選択的に取り出すことが可能になる.
Information
Book title
情報処理学会研究報告
Volume
2014-EC-32
Pages
1-6
Date of issue
2014/05/30
Date of presentation
2014/06/06
Location
北海道札幌市(北海道大学)
Citation
阪口 紗季, 東納 ひかり, 松下 光範. 赤外光源と偏光板を用いた重畳情報の選択的視覚化, 情報処理学会研究報告, Vol.2014-EC-32, No.4, pp.1-6, 2014.