予稿集

引用論文に着目した研究動向把握支援インタフェースの基礎検討

Abstract

本研究の目的は,研究動向の把握を支援するシステムを実現することである.研究活動において自身と同じ研究分野の論文を整理し,研究動向を把握することは重要である.しかし,キーワードや著者名を用いた検索では,企図した研究分野の論文のみを収集できるとは限らない.そこで本研究では,引用論文に着目し,引用論文の比較を支援するインタフェースについて検討することでその解決を試みる.提案手法では,引用論文の一致度や差分を把握させることで,論文同士の関係理解を促した.ユーザ観察の結果,提案インタフェースが論文同士の差分や一致度の理解に貢献することが示唆された.

Information

Book title

人工知能学会第21回インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会予稿集

Pages

102-107

Date of issue

2019/03/08

Date of presentation

2019/03/09

Location

京都府京都市(立命館大学朱雀キャンパス )

Citation

程岡 晃一, 大杉 隆文, 松下 光範. 引用論文に着目した研究動向把握支援インタフェースの基礎検討, 人工知能学会第21回インタラクティブ情報アクセスと可視化マイニング研究会予稿集, pp.102-107, 2019.