予稿集

協調的情報トリアージにおけるコミュニケーションの影響についての検討

Abstract

本研究は,膨大かつ玉石混交な情報の中から,限られた人的・時間的制約の下で問題解決に資する情報を協調的に峻別・整理し,円滑な意思決定を支援する枠組みである「協調的情報トリアージ」を提案する.協調作業支援に関する研究において,コニュニケーションの重要性はたびたび指摘されるが,情報トリアージにおいては重要度評定された情報の網羅性を重視するため,担当者が自律的に作業をこなすことが求められる.そのため,担当者間での コミュニケーションと情報の網羅性とのトレードオフについて検証する必要がある.本稿では,Web アプリケーションを用いた重要度評定の実験を通して,協調的情報トリアージにおけるトリアージ担当者間のコミュニケーションが重要度評定に及ぼす影響について検証する.

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Book title

第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム

Date of issue

2019/02/25

Date of presentation

2019/03/05

Location

長崎県佐世保市(ホテルオークラJRハウステンボス)

Citation

安尾 萌, 藤代 裕之, 松下 光範. 協調的情報トリアージにおけるコミュニケーションの影響についての検討, 第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム, No.E3-4, 2019.